TOKYO琳派
本橋デミル 瞳
“TOKYO RIMPA”
MOTOHASHI DEMIR, Hitomi
絵師
Painter
1985年2月8日、東京生まれ。絵師（個人事業主屋号）、博士研究員（立教大学、専門：美学・芸術学）、立教大学兼任講師。同大学院にて博士号取得（2014年3月）後、異形成（子宮頸がん前物質）が発見され、自らの死を強く意識し、内から湧き出るイメージの具現化の力に促され制作を始める（その後、がん化はせず消失）。同年7月より絵師として仕事を始め、居酒屋やレストランなど多くの飲食店を中心とした店舗の壁画、板絵、オブジェ等を制作する（現在、施工110件以上、板絵60点以上、デザイン15点以上）。2018年7月、結婚。2020年頃より活動名を「TOKYO琳派 本橋 デミル 瞳」と改める。
Painter (and Reseacher with Ph.D in Literateur, art history, at Rikkyo University). Japanese. Born on February 8th, 1985 in Tokyo. On April 2014, a possibility of having a uterine cancer emerges to her. Being confronted with the own death makes her paint images emerging from the inner self. 1 year passed, the cancer disappeared, but the passion has never ended.
From July 2014, she starts a job as a painter and paints images on the wall or board especially for bars, restaurants, or bakeries, etc.
ご依頼や問い合わせなどお気兼ねなくお尋ねください
ご縁があれば幸いに存じます
Orders are worldwide welcomed.
language: 日本語, English, le français
Statement
子宮頸がんという「自分の死」に向き合い、深い自分の内側の闇を見つめていくうちに、ふ っと 現れた光、 生きる歓び のイメージ を絵にしています。また、絵は琳派を引きつぐ、デザイン性の高いものを描いています。
内から湧き出るものと、外から 降 りてくるものとの一致点にあらわれる「うつつ」の光。生きること・死ぬことの、いま・ここでしかない一瞬の切実さ・有難さ、煌めきなどを、絵を通して感じていただけたら幸いです。
As I faced my own death through cervical cancer and stared into the deep darkness within myself,
a light suddenly appeared and I painted images of the joy of living. The paintings are also highly designed,
following in the footsteps of the Rimpa school.
The light of reality appears at the point where what wells up from within coincides with what comes down from without.
I hope that through my paintings you can feel the earnestness, gratitude and sparkle of living and dying, a moment that only exists here and now.
*最新情報はInstagramにて公開いたします
Newest information is on Instagram
*Baseネットショップはじめました
Web shop is now opened on base
全霊全身
天任せ
【付録】
［学 歴］
2000年4月 明治大学附属中野八王子高等学校 入学
2003年3月 同高等学校 卒業
2003年4月 立教大学文学部キリスト教学科 入学
2007年3月 同大学文学部キリスト教学科 卒業
2007年4月 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻造形学コース修士課程 入学
2009年3月 同課程 修了
2009年4月 立教大学大学院キリスト教学研究科キリスト教学専攻博士課程後期課程 入学
2014年3月 立教大学大学院キリスト教学研究科キリスト教学専攻博士課程後期課程 修了
［学 位］
2009年3月 修士（造形）(武蔵野美術大学)
2014年3月 博士（文学）（立教大学）
［主論文］
「ロヒール・ファン・デル・ウェイデン作《七秘蹟祭壇画》における政治的および神学的制作背景―フィレンツェ公会議大勅書『エクスルターテ・デオ』からの影響」『日仏美術学会会報』第30号、26〜37頁、2010年
「ロヒール・ファン・デル・ウェイデン作《七秘蹟祭壇画》と《七秘蹟タペストリー》による礼拝堂展示プログラムに関する研究」『鹿島美術研究』年報第33号別冊抜刷、公益財団法人鹿島美術財団、111〜122頁、2016年11月15日刊行
「分霊芸術論：真空の転移——ネーデルラント美術を中心に——」『RICM MUSICA SACRA』第6号、2016/2017年度 立教大学教会音楽研究所報、立教大学教会音楽研究所編、95〜114頁、2018年
［修士論文］
「ロヒール・ファン・デル・ウェイデン作《七秘蹟祭壇画》の制作背景―フィレンツェ公会議大勅書『エクズルターテ・デオExultate Deo』からの影響を中心に―」武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻造形学コース修士論文、2009年3月提出
［博士論文］
『ロヒール・ファン・デル・ウェイデン作《七秘蹟祭壇画》研究』立教大学大学院キリスト教学研究科、2014年3月提出
［受 章］
「優秀賞」、修士論文（武蔵野美術大学）、2009年3月31日
「ウィリアムズ奨学金」、立教大学、2009年
「菅円吉奨学金」、立教大学、2012年
［助 成］
鹿島美術財団、2015年度