jamais-déjà

蛇瞳手蛇 by Hitomi MOTOHASHI DEMIR


【絵•ポスター•チラシ作成: 立教大学シンポジウム】illustration and design of poster & flyer for the symposium at Rikkyo University, Tokyo

poster

flyer (front)

flyer (back)

screenshot of website of Rikkyo University  (from mobile media)

 

original illustration

 

 

【illustration and design of poster & flyer for the symposium at Rikkyo University, Tokyo】

Hitomi MOTOHASHI DEMIR
Illustration title:
Original “heresy” and the structure

1: poster
2: flyer (front)
3: flyer (back)
4: screenshot of website of rikkyo university
5: illustration

[Symposium information]
“Early Modern Philosophy and Christianity: Between Orthodoxy and Heresy”

2019/10/26
10:00-18:30
Rikkyo University
Tokyo, JAPAN

 

 

【絵•ポスター•チラシ作成: 立教大学シンポジウム】

絵タイトル
《「異端」の始祖とその構造》

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公開シンポジウム
「近世哲学とキリスト教 : 正統と異端のはざまで」

2019年10月26日(土)10:00~18:30

立教大学池袋キャンパス 11号館2階 A203教室

主催: 文学部キリスト教学科
共催: ライプニッツ協会、キリスト教学研究科

https://www.rikkyo.ac.jp/events/2019/10/mknpps000000zwjs.html

 

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○依頼内容
デカルト、スピノザ、ホッブズ、ライプニッツら「異端」とみなされた人々が、「正統」たるキリスト教教会とどのように関わったのか。その関わり方について。
(発表題目はイラスト制作時には手元になく、仕上がり後に落手。)

○イメージ化について

上記依頼内容およびシンポジウム趣旨を礎に、上記哲学者らの思想とキリスト教教義、および「正統と異端」の構造について思考を宙へ放る。

——–思考•イメージの詩的経路——–

「異端」のはじりを告げる者は誰か?

キリスト教世界
聖書における その始祖の幻影—-
薄霧は晴れる
禁断の果実に手をのばす エヴァ

生命の木
その源たる発光十字は天の根元に燦然と輝く

思想の果実—-
「cogito, ergo sum」(デカルト)
「Q. E. D.」(スピノザ)
「Leviathan」(ホッブズ)
「la monade」(ライプニッツ)
蒼き実は
各自その象徴(脳、目、怪物、モナド)とともに いつかの収穫を夢にみる

収穫主がこの「悲願」という此岸に立つとき
その瞳には
世界が「さかさet adfliget faciem eius」にうつるだろう

「さかさ」という「まっとう」に立ち返る収穫主の手を介し
果実は「さかさ」にならぬ前の世界へともたらされてゆく
—-聖霊たる鳩の行く先

かの地へもたらされるもの
それは 「禁断」ではありえない
—-「禁断」とみなさねばおれぬ者の悲哀

果実が真にもたらすもの
それは
「まっとう」への転換
「さかさ」へと立ち返る機縁
果実は「いのちの種」である

かくて正統から異端が生じ
「異端」が「正統」をうみ

正常という「正統」:「ケ」
「正統」の形骸化:「ケガレ」
「異端」:「ハレ」

「異端」の始祖より代々かぎりなく
変わることなき構造

いまなお
赤紫に染まる黄昏を
蒼き果実は夢にみる

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○謝辞等
ご依頼をいただいた 加藤喜之准教授(立教大学)へ心より感謝御礼申し上げます。
シンポジウムがご盛会となりますようお祈りしております。

絵師
本橋Demir 瞳 拝